オニヒトデ幼生はどこに向かうのか?

概要:恩納村で産まれたオニヒトデの幼生は海流にのってどこへ運ばれてゆくのか。GPSを搭載したブイを恩納村のサンゴ礁から流し、その航跡から幼生のゆくえを考察します。

中村 雅子 博士(東海大学)

2010年に琉球大学大学院理工学研究科において、サンゴの幼生生態に関する研究成果により博士号を取得。沖縄科学技術大学院大学の研究員を5年勤め、現在は、東海大学海洋学部水産学科講師。学生とともに、西表島から伊豆までの黒潮流域のサンゴ群集やオニヒトデ個体群を対象に調査研究を展開している。