概要:オニヒトデの大量発生を予測する方法のひとつとして、直径数センチの稚ヒトデを捕まえるトラップ(罠)を開発しています。稚ヒトデを誘い込むための匂い物質の探索と、稚ヒトデが逃げられないトラップの構造について解説します。
1994年に大阪産業大学大学院工学研究科を修了後、社)近畿建設協会水質研究所に入社し水質分析業務に就く。その後2006年に名古屋大学大学院理学研究科において、サンゴ幼生に作用する着生誘引物質や忌避物質の研究により博士号を取得。現在、沖縄県環境科学センターにおいてオニヒトデ幼生や稚ヒトデ、グリーンアノールに作用するケミカルシグナル研究に従事している。